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歯科補綴治療について

     
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 歯の欠損と補綴治療について 
 
ヒトの歯について
本来、ヒトは乳歯列では20本、永久歯列では32本の歯を持っています。
ただし、大人の場合、親知らず(智歯)が4本ともある人は全体の50%位だと言われています。

       


歯科補綴について
しかし、むし歯や歯周病、あるいはケガなどで不幸にも歯を失ってしまう事があります。
そういう場合は、やはり歯が無くなったままにしないで、それを補う治療をしておくことが良策です。
無くなってしまった歯を補う治療のことを、歯科補綴治療と言います。
それには以下の様な方法があります。

        


ブリッジについて
 ブリッジとは橋のことです。
 橋義歯とも言われますが、欠損した部位の隣の歯を土台にして橋の様な物を入れて無い歯を補います。
 これは取り外しをしないで、自分の歯のようにして歯磨きをします。
 一見、自分の歯のようですが、両隣の歯がしっかりしていなくてはならない、そのしっかりしている歯を削る必要が
 あるなどの、長所や短所があります。
 材質によって保険が効いたり、自費治療などがあります。 
 詳細は、「ブリッジについて」へ

            


入れ歯(有床義歯)について
 大きく分けると、入れ歯には部分入れ歯と、総入れ歯があります。
 部分入れ歯は歯が残っている場合の入れ歯です。
 総入れ歯は1本も残っていない場合の入れ歯です。
 入れ歯の材質、作り方など非常に複雑で、やはり保険が効く場合と効かない場合があります。
 詳細は、「入れ歯について」へ。

           


インプラントについて
 インプラントは従来の入れ歯と大きく異なり、違和感がありません。
 また、失われた歯の隣の健康な歯を傷つける必要もなく、機能的にも天然歯に限りなく近い物といえます。
 個人個人の管理状態に大きく左右されますが、長期的に安定しています。
 しかし、全く保険が効かず、メインテナンスも全て自費治療となります。
 詳細は、「インプラントについて」へ。

            



 ブリッジ 入れ歯 インプラントの比較 
 
  ブリッジ 入れ歯 インプラント
  保険診療 保険外診療  保険診療 保険外診療   保険外診療のみ  
利点 口の中に違和感がない。

天然歯と変わらない歯に修復できる。

部位によるが、前方部であれば審美的に優れている。

抜けた歯の数が多くても対応でき、総入れ歯も可能。

歯を削らずに治療ができる。



天然歯と同じように力を入れてものを咬める。

天然歯と変わらない歯に修復でき、審美的に優れる。

健康な歯を削らずににすむ。


欠点 ブリッジを支えるために両隣にある健康な歯を削る必要がある。

ブリッジを支える歯に負担がかかる。

ブリッジと歯肉との間に食べカスが溜まりやすく、不衛生になりやすい。
硬いものを咬むのに苦労し、痛みが出ることがあります。

最初は違和感が有り、気持ちが悪い。

食後は外して洗うなど、お手入れが面倒。

食べ物が挟まるなど、不衛生になりやすい。

留め金(バネ)が口の中の違和感を生みやすい。

部分入れ歯はバネで支えるため、ほかの歯に負担がかかり、ほかの歯が虫歯になりやすい。

審美的に劣ることがある。

発音しにくくなることがある。

手術が必要。

治療期間は数ヶ月かかる。

入れ歯やブリッジに比べて治療費がかかる(保険外診療)。
メインテナンスも保険外診療となる。

骨の状態や全身状態によってはインプラント治療ができないことがある。





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